先に正直な結論を書きます。

対戦がシビアなオンラインゲームが最優先なら、ホームルーターではなく光回線を選んでください。

当サイトは工事不要回線を中心に扱っていますが、ここで嘘をついても仕方がないので、ジャンル別に「あり/なし」を整理します。

なぜゲームでは光回線が有利なのか

インターネット回線のイメージイラスト

ゲームで重要なのは通信速度(Mbps)よりPing(応答速度)と安定性です。ホームルーターは携帯電波を使うため、

  • Pingが光回線より大きくなりやすい
  • 時間帯・電波状況でPingが揺れる(ラグスパイク)

という構造的な弱点があります。ダウンロード速度が十分でも、撃ち合いの一瞬で不利になるのはこの揺れが原因です。

ジャンル別の判定

ゲームジャンル別に回線を比較するグラフのイラスト
ジャンル ホームルーター 補足
FPS/TPS(対人) ✕ 非推奨 Pingの揺れが勝敗に直結
格闘ゲーム(対人) ✕ 非推奨 1フレームの遅延が致命的
MOBA・対人ストラテジー △ 場合による 電波が強い環境なら成立することも
MMORPG・協力プレイ ○ 概ね可 レイド等の同期は環境次第
ソロゲー・パーティゲーム ○ 問題なし オフライン主体なら影響小
ゲームのダウンロード購入 ○ 問題なし 速度だけの問題。夜間は遅くなることも

賃貸で光回線が引けない場合の現実解

WiFiルーターのイラスト

「光がベストなのは分かった。でも工事ができない」——その場合の優先順位はこうです。

  1. 本当に工事できないか再確認する。部屋に光コンセントがあれば無派遣工事で開通できます。大家さんへの確認方法から試してください
  2. 建物の無料インターネットの有線LANを試す。無線より有線のほうがPingは安定します(無料ネットが遅い時の対処法)
  3. それでもダメならホームルーターを窓際+有線接続で運用。3社の中では5G電波をつかめる環境かどうかが重要なので、申込前のエリア確認と、届いてから8日以内のPing計測(8日以内のキャンセル制度の期間内)を必ずやってください

→ ホームルーター3社比較はこちら

Pingの測り方と、目安の数値

「Pingが大事」と言われても、測ったことがなければ判断できません。測り方は簡単です。

  1. ゲームをする機器と同じ場所で、速度測定サイトを開く
  2. 表示される「Ping」または「レイテンシ」の数値を見る(単位はms)
  3. 昼と夜の2回測って、数値がどのくらい変わるかを見る
Pingの目安 体感
20ms以下 対人ゲームでも快適な水準
20〜50ms 多くのゲームで問題なく遊べる
50〜100ms ジャンルによっては遅れを感じる
100ms以上 対人ゲームは厳しい
重要なのは数値そのものより、昼と夜でどれだけブレるかです。昼25ms・夜80msのように大きく動く回線は、平均値が良くても対人戦では不利になります。数回測って、ブレ幅を確認してください。

ホームルーターでゲームをするなら、やっておく3つのこと

やむを得ずホームルーターで遊ぶ場合、次の3つで状況はかなり改善します。

  • 有線LANでつなぐ。WiFi経由の揺らぎがなくなるため、最も効果が大きい対策です。ホームルーター3社の端末には有線ポートがあります
  • 本体を窓際・高い位置に置く。電波の受信状況が安定すると、Pingの揺れも減ります(置き場所の決め方)
  • プレイ中は他の通信を減らす。家族の動画視聴や、裏で走るゲームのダウンロードを止めるだけで安定することがあります

ダウンロードだけが目的なら、Pingは関係ありません。容量の大きいゲームを落とすのは、混雑しにくい昼間にしておくと待ち時間が減ります。

クラウドゲームという選択肢

最近は、ゲーム本体をサーバー側で動かし、映像を受け取って遊ぶクラウドゲームのサービスも増えています。端末の性能に左右されない利点がある一方、通信の遅延がそのまま操作の遅れになるため、ホームルーターとの相性は対人ゲーム以上にシビアです。

試す場合は、無料期間や体験版で自宅の環境を確認してから判断してください。判断の基準は、通常のオンライン対戦と同じくPingのブレ幅です。

まとめ

  • 対人FPS・格ゲー最優先なら光回線一択。賃貸OKの光回線の選び方へ
  • MMOやソロゲー中心ならホームルーターでも成立する
  • 工事不可でゲームをしたいなら「窓際設置+有線+8日以内のPing計測」をセットで

ゲーム以外の用途も含めた必要速度の目安はネット回線の速度は何Mbpsあれば十分?を参照してください。