賃貸で光回線を契約する時、最大の関門が「大家さん・管理会社の許可」です。

無断で工事をすると原状回復トラブルの原因になります。一方で、聞き方さえ間違えなければ意外とすんなり許可が出るケースも多いです。この記事では、確認の手順と聞き方、断られた場合の代替案を解説します。

そもそも許可が要らないケースもある

先に確認したいのが、工事の内容によっては建物に手を加えないことです。

  • 建物にすでに光回線の設備(光コンセント)がある → 無派遣工事で開通。許可確認は不要なことが多い
  • 電話線の配管(既存の穴)を使って引き込む → 穴あけ・ビス留めなし

逆に、外壁への穴あけ・ビス留め・エアコンダクト経由の引き込みが必要な場合は、必ず許可が要ります。申込前に部屋に「光コンセント」があるか壁を確認してください(「光」「光コンセントSC」などと書かれたプレート)。

光コンセントの見た目: 一体型と単独型

誰に聞く?

管理会社や大家さんに相談するイメージ
  • 管理会社が入っている物件 → 管理会社(賃貸借契約書に記載があります)
  • 大家さんが直接管理 → 大家さん

分からなければ、家賃の振込先や入居時の連絡先が窓口です。

電話での聞き方(例文)

スマホで管理会社に確認する女性

「◯号室の◯◯です。インターネットの光回線を契約したいのですが、開通工事をしてもよいか確認させてください。工事の内容によっては壁に小さな留め具を付ける場合があるそうです。もし建物側で決まっている回線や、工事の条件があれば教えてください。」

ポイントは3つです。

  1. 最初に「穴を開けます」と言わない。実際には穴あけ不要で終わる工事が多いため、最初に最悪ケースを強調すると不要な警戒をされます
  2. 建物指定の回線がないか聞く。マンションによっては導入済み回線が決まっており、それを選ぶと話が早いです
  3. 退去時の扱いを確認する。「退去時に回線の撤去が必要か、残置でよいか」を聞いておくと、退去時の撤去費用トラブルを防げます

確認すべき3つのポイント

確認事項 なぜ重要か
工事の可否(穴あけ・ビス留めの可否) 無断工事は原状回復義務違反になり得る
建物に導入済みの回線・設備 無派遣工事で済む=許可も費用も最小になる
退去時の撤去要否 撤去工事が必要と言われると退去時に費用がかかる場合がある

断られた場合の代替案

工事不要のホームルーターという代替案

許可が下りなくても、ネットが使えないわけではありません。工事不要のホームルーターなら、建物に一切手を加えずにその日から使えます。

  • コンセントに挿すだけ・穴あけなし・退去時の手続きなし
  • ドコモ home 5G / ソフトバンクエアー / WiMAXの3択

ホームルーター3社比較|どれを選ぶ?

すべての選択肢を見たい場合はこちら:

賃貸で工事できない時のネット回線|全選択肢まとめ

まとめ

  • まず部屋に光コンセントがあるか確認。あれば無派遣工事で話が早い
  • 許可の確認先は管理会社(または大家さん)。「建物指定の回線」「退去時の撤去」もセットで聞く
  • 断られたらホームルーターへ。工事ゼロで解決できます

光コンセントがある場合に許可が要らなくなる仕組みは無派遣工事とは?で詳しく解説しています。ドコモユーザーで賃貸の人はドコモ光は賃貸で引ける?も読んでみてください。

許可が取れて工事をした場合、退去時に元に戻す必要があるのかは賃貸で光回線を引いた後の退去はどうなる?を確認してください。