「インターネット無料」の物件に入居したのに、夜になると動画が止まる。Web会議が固まる。速度を測ったら数Mbpsしか出ていない——これは無料ネット物件で非常によくある悩みです。

この記事では、なぜ無料ネットは遅いのか今すぐ試せる改善策、そしてそれでもダメな場合の解決策を順番に解説します。

なぜ「無料インターネット」は遅いのか

パソコンの通信が遅くて困る女性のイラスト

物件の無料インターネットは、建物に引き込んだ1本の回線を全戸で分け合う方式が一般的です。

  • 夕方〜夜(19〜23時)に全住人が一斉に使うため、混雑して遅くなる
  • 契約している回線プラン自体が古い・細いことがある
  • 各戸への配線がVDSL方式(電話線)だと、そもそも上限速度が低い

つまり「あなたの部屋の問題」ではなく「建物の構造の問題」であることが多く、住人側の工夫で直せる範囲には限界があります

「インターネット無料」は「快適なネットが使える」という意味ではありません。速度の保証は契約上も存在しないため、管理会社に苦情を入れても改善されないケースがほとんどです。

まず試す:無料でできる改善策4つ

  1. ルーターの再起動: 単純ですが効果があるケースは多いです
  2. 5GHz帯に接続する: WiFi名(SSID)に「5G」「A」が付いている方に接続。壁に弱い代わりに混雑に強い
  3. 有線LANで接続する: 部屋にLANポートがあれば、PCは有線接続が最も安定します
  4. 時間帯を変えて速度を測る: 昼は速いのに夜だけ遅い場合は混雑が原因と確定。改善策では直らないタイプです

速度測定はfast.comなどで、昼と夜(21〜23時)の2回測ってください。

無料ネットが遅い時の切り分けフロー

自分で契約している回線なら、IPv6も確認する

物件の無料インターネットではなく、自分で光回線を契約している場合は、接続方式の見直しも効きます。夜だけ遅いならIPv6(IPoE)への切り替え、ルーターが古いなら買い替えの判断を確認してください。

改善しないなら:自分の回線を持つ

自分専用のインターネット回線のイメージイラスト

夜間の混雑が原因の場合、解決策は無料回線とは別に自分専用の回線を用意することです。無料ネットはそのまま残るので、失うものはありません。

工事できない・したくない → ホームルーター

コンセントに挿すだけで使える据え置き型WiFiです。工事不要・穴あけなし・退去時の手続きも不要なので、賃貸との相性が最も良い選択肢です。

ホームルーター3社比較|home 5G・ソフトバンクエアー・WiMAX

工事できる物件なら → 光回線

建物に光回線の設備があれば、個別に契約できます。速度・安定性は最強ですが、大家さん・管理会社への確認が必要です。

賃貸で工事できない時のネット回線|全選択肢まとめ

まとめ

回線の悩みが解決してひらめく女性のイラスト
  • 無料ネットの遅さは「全戸共有」という構造の問題で、夜の混雑は住人側では直せないことが多い
  • まずは5GHz接続・有線接続・時間帯別の速度測定で切り分け
  • 夜間混雑が原因と分かったら、ホームルーターで自分専用回線を持つのが最短の解決策