一人暮らしの自宅ネット代は、おおまかに月4,000〜6,000円前後が相場です(ホームルーター・光回線とも。キャンペーンやセット割で前後します)。
「高いのかな?」と感じたら、見直すべきはネット単体ではなくスマホ代と合わせた通信費の合計です。
まず今の通信費を把握する(3ステップ)
節約の前に、現状を数字にします。10分ほどで終わります。
- スマホの請求額を直近3ヶ月分確認する(キャリアのマイページで見られます)。端末の分割代金が含まれているなら、通信料と分けてメモします
- 自宅ネットの請求額を確認する。キャンペーン割引が終わって上がっていないかも見てください
- 2つを足して、年額に換算する。月500円の差が、年6,000円の差として見えてきます
見直しの順番を間違えない
通信費の節約は、金額インパクトの大きい順にやるのが鉄則です。
順番1: スマホのプランを先に見直す
大手キャリアの無制限プランで月7,000円以上払っているなら、自宅ネットより先にこちらです。自宅にWiFiがあるならスマホの大容量プランは過剰なことが多く、中容量プランや格安プランで月数千円下がるケースがあります。
順番2: セット割を組む
スマホと自宅ネットを同系列にすると、スマホ側が毎月割引されます。
- ドコモスマホ+home 5G/ドコモ光
- ソフトバンク/ワイモバイル+ソフトバンクエアー/ソフトバンク光
- au/UQモバイル+WiMAX/auひかり
割引は1回線あたり月数百円〜1,000円超で、家族分も対象になります。最新の割引額は各公式サイトで確認してください(キャリア別の詳しい整理はこちら)。
すでに使っているスマホに合わせて自宅回線を選ぶのが、一人暮らしの通信費最適化の基本形です。詳しくはホームルーター3社比較へ。
順番3: 自宅ネット自体の乗り換え
- 格安SIM利用でセット割が組めない人は、セット割のない分素の月額が安い回線を選ぶ(WiMAX系の実質月額比較はこちら)
- 物件に無料インターネットがあるなら、まず品質を確認してから追加契約を判断(無料ネットが遅い時の対処法)
順番4: 使っていないオプションを外す
申込時の特典条件で加入したオプションが、そのまま残っていることがあります。マイページの契約内容から、加入中のオプション一覧を確認してください。動画配信やセキュリティなど、使っていないものがあれば外せます。
ただし、キャッシュバックの受け取り前に外すと条件を満たさなくなることがあります。解約の可否と時期は、条件を確認してから判断してください(キャッシュバックの受け取り方)。
節約のつもりが損になる、よくある失敗
月額だけを見て乗り換えると、かえって支出が増えることがあります。
- 端末残債を忘れている。分割払いの途中で解約すると、残りが一括請求されます。月額が数百円下がっても、残債で一気に上回ります(解約金・端末残債まとめ)
- キャッシュバックを受け取る前に乗り換える。条件を満たさず、期待していた還元がゼロになります
- 契約直後の乗り換え。短期解約で特典が無効になる条件が付いている場合があります
- 空白期間が生まれる。新回線の開通前に解約すると、ネットのない日が発生します
乗り換えを判断する時は、月額の差ではなく、「乗り換え費用を含めて、何ヶ月で元が取れるか」で考えてください。半年以内に取り返せないなら、急ぐ必要はありません。
「ネット+スマホ」の目安ライン
一人暮らしの通信費(自宅ネット+スマホ)の現実的な目安:
| パターン | 月額の目安 |
|---|---|
| 格安SIM+WiMAX系 | 約6,000〜7,500円 |
| 大手キャリア+セット割ホームルーター | 約8,000〜11,000円(割引込み) |
| スマホ大容量プランのみ(自宅回線なし) | 約7,000〜8,000円 |
在宅時間が短い人は「スマホ大容量+自宅回線なし」も合理的な選択です。ただしテレワークがあるなら自宅回線は持つべきです(テレワークにホームルーターは使える?)。
ネット代をゼロに近づける選択肢として「テザリングだけで済ませる」も検討に値します。足りる人・足りない人の境界は一人暮らしはスマホのテザリングだけで足りる?で整理しています。
まとめ
- 自宅ネット単体の相場は月4,000〜6,000円前後。それより「通信費合計」で考える
- 見直す順番はスマホプラン→セット割→回線乗り換え
- 自宅回線は「スマホキャリアに合わせて選ぶ」が一人暮らしの最適解
ホームルーターの電気代が気になる人はホームルーターの電気代は月いくら?も読んでみてください。通信費本体に比べて桁が違うことが分かります。
これから一人暮らしを始める新社会人の人は、新社会人の一人暮らしのネット回線に入社前のスケジュールと申込のタイミングをまとめています。