ホームルーター・光回線の料金は「どの回線が安いか」より、「あなたのスマホと同じ系列かどうか」で決まる部分が大きいです。セット割は1回線あたり月額で数百円〜千円超の割引になることが多く、家族分まで合わせると年間で数万円の差になります。

この記事では、スマホキャリア別に「どの回線がセット割の対象か」と、割引に振り回されないための判断手順をまとめます。

キャリア別:セット割の対象回線(2026年8月時点)

スマホと回線の組み合わせを考える人
割引額・対象プラン・適用条件は頻繁に改定されます。以下は「どの組み合わせが対象か」の整理です。具体的な割引額は必ず各公式ページで最新情報を確認してください。
スマホのキャリア 工事不要(ホームルーター) 光回線
ドコモ ドコモ home 5G ドコモ光
au / UQモバイル WiMAX +5G(auホームルーター含む) auひかり・各種コラボ光(au対象)
ソフトバンク / ワイモバイル ソフトバンクエアー ソフトバンク光
楽天モバイル Rakuten Turbo 楽天ひかり
格安SIM(上記以外) 原則なし 原則なし

ポイントは、工事不要の選択肢も光回線も系列が揃っていることです。つまりスマホのキャリアが決まっていれば、ホームルーターにするか光にするかの判断とは独立して、候補は1〜2個に絞れます。

ドコモユーザー

工事不要ならドコモ home 5G、工事できるならドコモ光。どちらもドコモのスマホプランとのセット割対象で、選択肢に迷う余地がほぼありません。

公式サイトドコモ home 5G
  • ドコモ回線のホームルーター。コンセントに挿すだけで工事不要
  • ドコモのスマホとのセット割の対象
  • 登録住所での利用が原則(引っ越し時は住所変更手続き)
公式サイトでエリア・条件を確認する →

※最新の料金・キャンペーン・端末条件は公式サイトでご確認ください

au / UQモバイルユーザー

工事不要ならWiMAX +5Gが本命です。WiMAXはプロバイダがどこでも回線は同じで、セット割もプロバイダを問わず適用されるのが原則なので、プロバイダは料金条件だけで選べます(WiMAXはどのプロバイダで契約すべき?)。

公式サイトGMOとくとくBB WiMAX
  • 登録住所に縛られず、引っ越し先や外出先にも持ち運べる
  • au・UQモバイルのスマホとのセット割の対象
  • 端末はモバイル型・据え置き型から選べる。届いた日から使える
  • キャッシュバック型の窓口。受け取り手続きの条件は要確認
GMOとくとくBB WiMAX公式サイトで最新キャンペーンを確認する →

※最新の料金・キャンペーン・端末条件は公式サイトでご確認ください

ソフトバンク / ワイモバイルユーザー

工事不要ならソフトバンクエアー。ワイモバイルも対象になるのが特徴で、ワイモバイル契約者は実質的にエアー一択になりやすいです。

公式サイトソフトバンクエアー
  • ソフトバンク・ワイモバイルのスマホとのセット割の対象
  • 端末は購入とレンタルから選べる
  • 登録住所での利用が原則。工事不要でその日から使える
公式サイトでエリア・条件を確認する →

※最新の料金・キャンペーン・端末条件は公式サイトでご確認ください

楽天モバイルユーザー

Rakuten Turbo・楽天ひかりが対象です。ただし楽天モバイルはスマホ側のプランが安い分、セット割の絶対額は大手3社より控えめになりがちです。「割引込みでも他社WiMAX系のキャッシュバック窓口の方が安い」ケースがあるため、割引前提で決め打ちせず実質料金で比較してください。

格安SIMユーザー

セット割は基本的にありません。割引がない分、判断はシンプルで、回線単体で実質料金が最安のものを選べばOKです。Web限定窓口のキャッシュバックが大きいWiMAX系が候補になりやすく、その場合はキャッシュバックの受け取り忘れにだけ注意してください。

セット割で失敗する3パターン

割引条件に悩む人

1. 対象外のスマホプランだった

セット割は「対象プラン」が決まっており、古いプランや一部の小容量プランは対象外のことがあります。申し込んでから気づくと遅いので、スマホ側のプラン名で対象かどうかを先に確認してください。

2. オプション加入が条件だった

光回線系のセット割は「光電話」などのオプション加入が条件になっている場合があります。オプション料金が割引額を相殺することがあるので、割引額−オプション料金で見てください。

3. 割引目当てで高い回線を選んでしまった

「セット割が使えるから」と回線自体の実質料金が高いものを選び、結果として格安SIM+最安回線の組み合わせより高くなるケースです。スマホ代とネット代は合計額で比べるのが鉄則です。

判断の手順

手順を説明するイメージ
  1. 自分(と家族)のスマホキャリアと現在のプラン名を確認する
  2. 上の表から対象回線を特定し、公式ページで「対象プラン・割引額・条件」を確認する
  3. ホームルーターか光回線かを用途で決める(ホームルーターと光回線どっちにする?)
  4. 候補回線の実質料金(月額+端末代−キャッシュバック÷利用月数)から割引を引いた額を計算する
  5. 格安SIMを使っている場合・割引が小さい場合は、割引を無視して回線単体の最安を選ぶ
セット割は「選択肢を絞るための最初のフィルタ」として使い、最後は必ず合計額で決めてください。割引額そのものはキャリアの都合で変わりますが、「系列を揃えると安くなる」構造は長く続いています。

まとめ

  • ドコモ→home 5G/ドコモ光、au・UQ→WiMAX、ソフトバンク・ワイモバ→エアー/ソフトバンク光、が基本形
  • WiMAXはプロバイダを問わずセット割対象が原則。プロバイダは料金条件で選ぶ
  • 格安SIMならセット割を考えず回線単体の実質料金で選ぶ
  • 対象プラン・オプション条件を確認し、最終判断はスマホ代+ネット代の合計で