「置くだけWiFi」は、その名の通り部屋に置いてコンセントに挿すだけでWiFiが使えるようになる機器のことです。正式にはホームルーターと呼ばれます。
仕組み: 中身は「大きなスマホの電波受信機」
置くだけWiFiは、スマホと同じ携帯電話の電波を受信して、それを部屋の中にWiFiとして配り直す機器です。
- 家までケーブルを引き込む工事が不要(だから置くだけで使える)
- 電波さえ届けばどの建物でも使える
- 逆に言うと、電波が弱い場所では性能を発揮できない
固定回線(光回線)が「家まで専用の光ケーブルを引く」方式なのに対して、置くだけWiFiは「空中の電波を拾う」方式——この違いがメリット・デメリットのすべての源です。
光回線・ポケットWiFiとの違い
| 置くだけWiFi | 光回線 | ポケットWiFi | |
|---|---|---|---|
| 工事 | 不要 | 必要な場合あり | 不要 |
| 使える場所 | 自宅(登録住所) | 自宅 | どこでも |
| 速度・安定性 | 中 | 高 | 中〜低 |
| 開通までの日数 | 端末到着日(最短翌日) | 2週間〜1ヶ月 | 端末到着日 |
向いている人
- 賃貸で工事ができない・したくない人(大家さんの許可が不要)
- 引っ越しが多い人(次の家にも持っていける ※住所変更手続きは必要)
- 今すぐネットが必要な人(工事待ちがない)
- 光回線ほどの品質は求めない、動画・SNS・普段使いが中心の人
向いていない人
- 対人オンラインゲームがメインの人 → ゲームには光回線推奨
- 大容量アップロードを日常的にする人
- 自宅の電波が極端に弱い場所に住んでいる人 → エリア確認の方法
主なサービスは3つだけ
置くだけWiFiは実質、ドコモ home 5G・ソフトバンクエアー・WiMAXの3択です。選び方は難しくなく、自分のスマホキャリアに合わせるのが基本です。
申込みから利用開始までの3ステップ
- エリア確認: 公式サイトで自宅住所を入力して対応状況をチェック
- Web申込み: 本人確認書類とクレジットカードがあれば5〜10分。工事日の調整がないので日程で悩むことはありません
- 届いたら挿すだけ: 端末の底面や説明書にWiFi名(SSID)とパスワードが書いてあります。スマホのWiFi設定から選んで入力すれば完了
「無制限」と書かれていても混雑時の速度制御などは残っています。制限の種類とサービス別の注意点はホームルーターの「無制限」は本当か?で解説しています。
置くだけWiFiのよくある疑問
クレジットカードがなくても契約できる?
口座振替に対応している窓口を選べば契約できます。ただし、キャリア直営に近い窓口ほど対応し、安さ重視のWeb窓口はクレカのみ、という傾向があります。詳しくはクレジットカードなしで契約できるWiFiにまとめました。
オンラインゲームにも使える?
対戦の遅れがシビアなゲーム(FPSや格闘ゲームなど)には向きません。携帯電波を使う以上、光回線より応答速度(Ping)で不利になるためです。ソロ中心のゲームや動画視聴なら実用範囲のことが多く、線引きはホームルーターでオンラインゲームはできるかで詳しく整理しています。
契約前に自宅で使えるか確認できる?
各社の公式サイトに住所単位のエリア判定があります。判定が「○」でも部屋の位置で変わるので、8日以内の初期契約解除制度を前提に、届いた当日によく使う部屋で試すのが確実です。WiMAXのエリア確認手順はこちら。
電気代はどのくらいかかる?
つけっぱなしでも月数十円〜百数十円程度が目安です。計算方法はホームルーターの電気代を参照してください。
まとめ
- 置くだけWiFi=ホームルーター。携帯電波を家のWiFiに変える機器
- 工事不要・即日開通が最大の強み。賃貸・引っ越し族と相性抜群
- 弱点は電波依存。申込前のエリア確認と、届いて8日以内の速度チェックを忘れずに
実際に申し込む時の流れはホームルーターの申し込みから開通まで、届いてからの置き場所は置き場所で速度は変わる、つけっぱなしの電気代が気になる人はホームルーターの電気代は月いくら?を参考にしてください。