引っ越しで一番見落としがちなのが「ネットの開通までの空白期間」です。

光回線は申込から開通まで通常2週間〜1ヶ月、引っ越しシーズン(2〜4月)は1ヶ月以上かかることも珍しくありません。テレワークをしている人にとって、この空白は死活問題です。

この記事では、引っ越し当日からネットを使うための3つの手段と、引っ越し前にやっておくべき段取りを解説します。

手段1: ホームルーター(そのまま本回線にする)

引っ越し当日から使えるホームルーター

工事の空白問題を根本からなくす方法です。ホームルーターは携帯電波を使うため工事がなく、端末が届いたその日から使えます。新居の住所宛てに端末を送っておけば(または旧居で受け取って持参すれば)、引っ越し当日からWiFiが使えます。

  • 向いている人: 次の引っ越しでも同じ問題を繰り返したくない人、光回線ほどの速度を必要としない人
  • 注意: サービスによっては利用場所が登録住所に限定されるため、引っ越し前に住所変更手続きの方法を確認しておくこと

ホームルーター3社比較|home 5G・ソフトバンクエアー・WiMAX

手段2: レンタルWiFi(開通までのつなぎ)

光回線は契約したい、でも開通までの数週間をしのぎたい——という場合は、期間縛りのないレンタルWiFiが最適です。1日単位・1ヶ月単位で借りられ、返却して終わりなので解約金の概念がありません。

  • 即日発送・最短翌日受取のサービスがある
  • 空港・店頭受取に対応するサービスなら当日から使える場合も
  • 費用の目安は1ヶ月数千円程度(サービス・プランによる)

短期利用の選択肢は1年だけ・数ヶ月だけ使いたい人のネット回線で詳しく比較しています。

手段3: スマホのテザリング(数日だけの応急処置)

スマホのテザリングでしのぐ男性

数日以内に回線が開通するなら、スマホのテザリングでしのぐのも手です。ただし:

  • 契約プランのデータ容量を大量に消費する(動画・Web会議はすぐ数十GB)
  • PCのOSアップデートなどが勝手に走ると一気に容量が溶ける
  • 応急処置であって、1週間以上の運用には向きません

引っ越し前の段取りチェックリスト

引っ越し前の段取りを確認するカレンダー
  1. 引っ越しが決まったらすぐ、新居のネット環境を確認(無料ネットの有無・光コンセントの有無・工事可否)
  2. 光回線を引くなら入居日の2〜4週間前に申込(繁忙期はさらに前倒し)
  3. 工事日が入居日に間に合わない場合 → つなぎのレンタルWiFiを入居日に合わせて手配
  4. 工事の見通しが立たない・許可が下りない場合 → ホームルーターに切り替え

大家さんへの工事確認の仕方は工事許可の取り方を参考にしてください。

2〜4月の引っ越しシーズンは要注意。光回線の工事は1ヶ月半待ちになることもあり、レンタルWiFiの在庫も逼迫します。3月入居なら1月中に回線の段取りを始めるのが安全です。

すでにホームルーターを使っている人は、新居への持ち運びに住所変更が必要なサービスがあります。手続きと注意点はホームルーターは引っ越し先でそのまま使える?を確認してください。

まとめ

  • 引っ越し当日からネットを使う最短ルートはホームルーター(工事の概念がない)
  • 光回線を待つ間のつなぎはレンタルWiFi
  • テザリングは数日の応急処置まで
  • 繁忙期(2〜4月)の引っ越しは、ネットの手配を2〜4週間前倒しで

光回線の工事がどれくらい待つものかは光回線の開通までの期間で、ホームルーターを入居日に届かせるための申込準備は申し込みから開通までの流れで確認できます。

数日〜数週間だけのつなぎなら、ポケットWiFiを数日〜数週間だけレンタルする方法で受け取り方や日数別の選び方を確認できます。